信州長野の地酒「白馬錦」大吟醸、純米吟醸、純米酒、季節限定等の販売。|専務のブログ 新肝話休題



 どうも皆さんコンニチハ、B.J.コースケです。
先のGWは日本全国的に風が強く、何をやるにしてもなかなか難儀な連休となりましたが、皆様はいかがだったでしょうか?

さて、今回はおよそ一年ぶりとなります、自転車ネタで行きたいと思います。



肝話休題。



「姫川トンネル」。

 正確に「姫川トンネル」というトンネルは無いものの、長野県白馬村を過ぎ、小谷村を経由しながら糸魚川方面へと至る道のりには連続したトンネル群が存在します。そのトンネル群にあって、なかでも姫川渓谷の脇を通るスノーシェッド状と申しますか、片側半分が開放されているトンネルが事実上「姫川トンネル」と、地元では通り名として認識されているのではないかと思います。

大町、白馬、小谷に住まうドライバーはもとより、「東京~糸魚川ファストラン」、通称「イトイガワ」に参加されたことのあるベテランサイクリストならば一度はその名前を聞いたことがあるでしょう。
「姫川トンネル」は道幅が狭く、一年を通じて薄暗く、上下左右に道が曲がっていることもあり、先の見通しが難しいトンネルです。しかも小谷~糸魚川方面を最短で通る道と言うこともあってか、大型トラックがよく行き来している、まさに「難所」というべきトンネルです。

車を運転するときですら、この「姫川トンネル」は精神的に難儀なものですから、自転車で通過するなど、私としては「最悪の事態」を想定しないワケにはいかないトンネルでもあります。
ですので、かれこれ自転車に乗って5年が経とうとしているワタシですが、実は一度も小谷村経由で糸魚川に出たことがありません。


「姫川トンネル」は通りたくない。
しかし、一度くらいは糸魚川方面に足を伸ばしてみたい。
この矛盾を何とか解決できないものだろうか?



・・・改めてGoogleマップをよぉく見ておりますと、迂回路があるではありませんか!
小谷村を過ぎ、平岩の信号を過ぎてすぐに左折、483号線を経由し、アザキリ沢を経由、そのまま北上し、222号線に接続されるルートです。
平面地図からみても、あからさまに山道ルートですが、まあ、プチヒルクライムくらいなものだろうと予想し、修行を兼ねて糸魚川へと旅立つ事にしました!







D-DAY(決行日)。

 天気は晴れ。やや北風がありますが、十分ガマンが出来る程度で、決行に相応しい日和となりました。
まずは木崎湖西側を通りつつ、白馬エリアを目指します。
暖機運転も兼ねておりますので、心拍を上げないようにタラタラと足を回しますが、それにしても何だか体調が思わしくない。
妙に体が動きません。
木崎湖の水面はこんなにも美しいですのに。





 「姫川トンネル」ばかりに気をとられてすっかりと忘れておりましたが、「道の駅 おたり」に至る道のりでも、幾つものトンネルを抜けねばなりません。
歩道に乗り上げて進めるトンネルもあれば、それが困難なトンネルもあり、いきなり苦労の連続を強いられます。
とりわけ姫川第三ダムのかたわらにあるトンネルは左コークスクリュー状のトンネルで、一度後ろにトラックが張り付かれたのなら(先の見通しが悪いので追い抜いてもらえず)、ずーっと後ろに付かれることになります。これはキツイ!





 連続するトンネル群を潜り抜け、ようやく本ライドの最重要交差点へとたどり着きます。ここで左折し、いよいよ山岳ライド開始です。





 地図からも伺えますが、車や人の往来がかなり少ないのでしょう。
ここまで数々のトンネルを通ってきたこともありますが、とにかく空気の清涼感が違います!

まさに萌ゆる緑を独り占めです!
・・・孤独も独り占めだけどな!!(笑)





5%前後のアップダウンに揉まれつつ、先に進みます。
ちょっと疲れも感じ始めた頃、視界も開けてきたので、「お、これで山岳パートは終わりか?」と右カーブを曲がりましたら・・・。





なに、この血に染まった道は!?

写真では分かりづらいですが、パッと見に斜度が18%はあろうかと思われる坂道が行く手を阻みます。
一瞬でコースケの精神はグロッキー状態です。
とは言え、距離的には500m程度を登れば終わりそうでしたので、ダンシングでしのぎます。
サイコンに目をやると、斜度は17%、速度は3Kmを示しています。くわー、キツイ!

なんとか足をつくことなく、「ここらへんが頂上かな?」と思われた場所に到着したら、まだまだ激坂は続いています。

このルートを設定したのは誰だぁ!!
・・・俺かー!?


マンガ「ろんぐらいだぁす!」で主人公が始めてのAACRに参加した際、激坂で「裏切られた」エピソードを改めて味わった次第。





 そんなこんなで、足をゴッソリと削られつつ、旧・小滝村へ到着。
そのまま直進すると148号線へ接続となりますが、そうではなく左折し、アザキリ沢を目指すようにします。





この頃になりますと空の様子が徐々に悪くなり、かすかに水気が感じられるようになりました。
山の上と言うこともあり、霧があたりを覆います。
また、人の気配が冗談ぬきでゼロなので万が一、何かあろうものならちょっと助からない雰囲気のエリアです。
「熊に注意」の看板が更に恐怖を煽ります。





ようやく登り成分は全て終了?と思しき場所を過ぎますと・・・。





「不動滝」がすぐ近くにあることを示す看板が見えます。
不動滝への立ち寄りは本ライドの計画にありませんでしたが、立ち寄るのが簡単ならちょっと寄っていきますかネ。





程なくして、「不動滝」の管理棟が見えましたので、寄り道することに。
管理棟の脇を下っていきますと、遠くに滝の姿が見えます。





 おおお・・・。

その規模こそ「超デカイ」というわけではありませんが、何とも霊験あらたかそうな風景です。
この場所を覆う、静寂な空気感をしばし堪能します。
ここにはキャンプ場も併設されていますが、ワイワイとしたキャンプではなく、孤独と静寂を楽しむのが目的であるなら、この場所でのキャンプもアリだなーと思いました。





 不動滝を後にし、ダウンヒルと、かつて人が住んでいた?の?かな?
ちょっとコワくて細い道を潜り抜けると、遠くに糸魚川のコンクリート工場が見えます!
いよいよ糸魚川エリアに到着です!!

ここからは本ライド、真の目標地点にむかって西を目指します。





北陸新幹線ラインを左に見ながらの道はとてもよく開けており、道の整備状況も極上。
とても気持ちの良い市街地ライドを堪能できます。
糸魚川市役所のあたりでクランク上に曲がり、8号線に合流。
いよいよ海沿いを走ります。





 右手に海を臨みながらのライド。
時に「ザザァ・・・」と波の音が聞こえてきます。
大量の水の弾ける音、水の重さ、それらを感じさせるのはやはり海岸線沿いの土地ならではです。

・・・と、感慨にふけっていたのは最初だけ(笑)。
5~6%のアップダウンが連続しまくる8号線の道のりが更に脚力を削っていきます。
先の山岳エリアで足に疲労が溜まっていることもあり、思うよりも距離を稼ぐことが出来ません。
途中、親不知エリアで「歩きと自転車の人は迂回してね!」というトンネルに出くわし、「親不知観光ホテル」北側の迂回路を経由します。
何でもこの迂回路、観光スポットの一つみたいで、観光客の姿もチラホラ。
途中、「親不知レンガトンネル」なる、なんとも面白そうなスポット入り口を見かけ後ろ髪を引かれますが、先を急ぎます。





なんのかんので、富山県エリアへ入り、最後のひと漕ぎ!





 お昼タイムが終わる頃に、本ライドの”最終目的地”である、「栄食堂」さまへ到着。このお店の名物である「たら汁」を頂きます。

「栄食堂 たら汁」で検索しますと、お店の情報がつらつらと出てきます。
いわく、「長距離ドライバーやツーリング客御用達の、ウマイたら汁」といったところでしょうか。
昭和然のドライブインといった佇まいで、実際に出てくる鍋まるごとのたら汁は豪快と言うより他にありません。
この手合いの料理は「注文は2名様から」といったことも少なくありませんが、特に問題なく1人前の注文をすることができたので、ひと安心です。

 鍋から器へとセルフで盛り付け、まずは一杯。
・・・魚の出汁がじわりとしみ込んだ鍋が、この疲れた体にグッと染み込んできます。

器2~3杯程度の分量ですが、ほかのオプションが全くついてこないこともあり、お腹がすいた状況ではちょうど適量と言ったトコロ。
味噌とダシの濃さも食べきるにあたり、まさにベストな按配で、食べ終わる頃に重さ(塩気の強さ)を感じることも無ければ、腰砕け感もなく、見た目の無骨感からは感じられない丁寧な味わいを楽しむことができました。
このあっさりとした味わい深い一杯に、思わず、端麗な辛口の日本酒を注文してしまいそうなイキオイです。
地酒って言うのは、やっぱりその土地の料理とマッチするもんだよなーと改めて思う次第。

更に、個別で注文したライスも旨味がしっかりしていて、こちらも堪能させて頂きました。





 胃腸に負担をかけないよう、なるべくしっかりと噛んで食べていたので、食べ終わる頃には一時間ほど時間が経っていました。
食事休憩も兼ね、なるべく海沿いに近い道をゆっくり、ゆっくりと糸魚川市へ向かって進みます。

遠くに見える地平線。
コースケは山国の人間ですし、日々白馬山々を見ながら過ごしていますが、こういった地域の方々はこの海を毎日見ながら、何を思って生活をしているんだろう?とふと感慨にふけります。



・・・そんなこんなで、JR糸魚川駅へ到着。
到着自体が遅かったことや、輪行袋の準備に手間取ってしまったこともあり、大町市へ帰ったのは結局、終電で・・・という自体になりましたが、なんとか無事に自宅へ帰ることができました。

色々と苦労する点もありましたが、「この土地、この店でないと味わえない郷土料理」を堪能できたこともあり、満足のいくライドとなった一日でした。


コメント

コメント追加
タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

プロフィール

メインライター:B.J.コースケ
ちなみに、「B.J.」とは、”ブログ・ジョッキー”の略で、”ディスク・ジョッキー”の「DJ」にちなんだ造語です。念為。

カレンダー

2016 5月
 1  2  3  4  5  6  7 
 8  9  10  11  12  13  14 
 15  16  17  18  19  20  21 
 22  23  24  25  26  27  28 
 29  30  31     
4月  |  Today  |  6月

検索

 

コメント

5,250円以上お買い上げで送料無料
お支払いについて:銀行振り込み・郵便振替の場合ご入金確認後の発送になります。

ご注文について

ホームページからのご注文は「ご利用案内」をご覧ください。

0261-22-0007

平日/午前8時~午後5時

ご注文前のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

FAXによるご注文は
0261-23-2070へ
(24時間対応)

  • 専務のブログ
  • 白馬錦のFacebookページ
    白馬錦のFacebookページ
  • 白馬錦のつぶやき
    白馬錦のつぶやき